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生きると言う格闘技に一休みを。

宮迫さんの契約解消。たられば話で会見の模範例。

 雨上がり決死隊の宮迫さんが、引退ではなく契約解消と言う形で芸能界から姿を消すことになった。なぜこのような最悪とも言える幕引きになってしまったのか?ひとえに初動対応のまずさにあった。今更ではあるが、初めに会見を開いて正直に事の顛末を語っていればと思う。その模範会見例を示したいと思う。

 

 これは、あくまでもこんな会見を開いていたらのたられば話です。

 

宮迫「今回このような騒ぎが明らかになりましたことで、世間の皆様、関係者、そして何より詐欺被害に遭われた方々に不快な思い、ご迷惑ご心配をおかけし大変申し訳なく思っております。」(まず長めに深く一礼)

宮迫「今日は、今回の状況の説明をさせて頂きたく会見の場を設けさせていただきました。正直に自分の言葉でお話しさせていただくつもりです。よろしくお願いいたします。」(再度軽く一礼)

記者「では、最初になぜあのような場所に行ったのか?詐欺集団のパーティーだと知っていたのか?ギャラはどの程度貰っていたのかを教えてください」

宮迫「はい。あの場所に行った経緯は、後輩のカラテカの入江から自分の知り合いのパーティーがあって場を盛り上げるのに数名芸人さんを呼んで欲しいと頼まれているので、と話がありスケジュールも空いていましたし後輩からの頼みなので『いいよ』と安請け合いして行ってしまいました。勿論詐欺集団とは知りませんでした。入江も同じです。初めから詐欺集団だとは誰も知ってはいなかったと思います。ギャラは芸人によって金額の差はあったと思いますが、私は100万円でした。」

記者「ギャラが生じてますが、これは事務所を通さないいわゆる闇営業と理解していいですか?」

宮迫「はい、その通りです。事務所を通していません。」

記者「闇営業で100万円のギャラを貰い、しかも詐欺集団のパーティーに参加したことに今どう思われますか?」

宮迫「闇営業ですが、これは言葉的に直営業と言われており事務所を通さない仕事のことです。吉本の場合、(少し間を取って)語弊がなければいいんですが、6000人と言われる芸人がおりみんなが本来の芸人の仕事だけで食べてはいけず、特に若手は知り合いに頼まれたりする結婚式や祝い事などのパーティー、イベントに事務所を通さずお仕事をする場合が、これまで暗黙の了解のようにあったと思います。その若手にとって顔の広い入江が持ってきてくれる直営業の仕事は食べるためにありがたい仕事だったと思います。勿論私はありがたいことに現在は事務所からのお仕事だけで充分食べて子供も養えています。今回の件は、入江から自分で言うのもなんですが、若手やあまり売れてない芸人ばかりでなく華を添える形で、テレビで顔の売れてる私や亮に声がかかったと思います。それで本当に安易に参加してしまいました。申し訳ありませんでした。」

記者「闇営業に行かれたのはこれが初めてですか?ほかにもありましたか?」

宮迫「正直あります。若い頃は友人の結婚式やお店のオープン時に呼ばれて行ったり、最近でも断れない人からの頼みの場合は行ってました。きっと事の重大さを私自身が認識できていなかったと思います。勿論入江もです。」

記者「反社会的勢力でなければ好いという考えですか?」

宮迫「多分そのような感覚はあったと思います。芸人うちでも食べられない芸人、本当に食べられないんです。それでも家族がいる芸人もいる。バイトバイトで食いつなぐ中、ちょっと知人から声かけてもらって1回1万円程度の直営業なら、みんな目をつぶろうかってあったと思うんです。そんなにみんなしょっちゅう知り合いとかから直営業の話ってあるもんではないですから、なので入江からの誘いには応じやすかったと思いますし、入江も交友関係が広いことで芸人の仕事以外にも成功している人間ですから、ただそこがやはり、いつしか自分の知らない所で知り合いの知り合いに反社会的勢力と結びついてしまったと思うんです。」

記者「知らず知らずに詐欺集団と結びついてしまったとのお話でしたが、知らなかったとは言え、テレビにも多く出ている宮迫さんが決して安くはない100万円の報酬を得て、被害者も多くいる詐欺集団のパーティーに参加されたと言う事実についてご自身はどうお考えですか?」

宮迫「お恥ずかしく申し訳ないと思っております。先ほども言いましたが、本当に悪い事と思わず安易に参加してしまいました。このような騒ぎになり改めて多くの方々からご意見いただきました。まず、ギャラを事務所を通していないと所得の申告がされないため脱税になってしまうと言う事。この点は事務所と弁護士と相談の上近く所得の申請をしなおす予定です。そして何より多くの方々が詐欺被害に遭われている点です。私たちが受け取った報酬の多くは詐欺に遭われた方々のお金かも知れないと言う事で、とても心を痛めております。それは全員ですが、むしろ若手の食べるのが必至な芸人の方が身につまされて感じているようです。何とかお返しする方法はないものかと考え、しかるべき団体へ全員分の報酬額を寄付させていただく予定です。そして、詐欺撲滅運動のお役に立てるのであればとキャンペーンへの無償の参加やイベントへのチャリティー参加を積極的に行っていきたいと考えています。」

記者「最初は知らなかったと言う事ですが、実際会場に行けば雰囲気で何となく普通と違うと気付きませんか?」

宮迫「おっしゃるのもわかります。ですが、ただ昔のいわゆるVシネマ的な描写にあるような方々って今殆どいないと思うんです。おしゃれタトゥーが入っていたり髪の毛が金髪でちょっとチャラい感じや、若いのに羽振りがいいなんかはありますが、もしかしたらとふと思った芸人はいたかもしれませんが、まさかそんな事はないと思ってしまったと思います。」

記者「今後復帰はいつ頃ですか?今日はなぜ宮迫さん一人の会見になったのでしょうか?」

宮迫「復帰の関しましては会社の方に一任しておりますし、わたしがお答えできることではないと思っております。ただ、希望としましては収入が絶たれると大変な芸人も正直おりますので、若手を先に復帰させてほしいとの希望は会社に伝えてあります。私は世間の皆様が良いと言って下さる日まで謹慎するつもりでいます。あと、本日私だけが会見に臨んだ点ですが、もちろんロンドンブーツ1号2号田村亮はじめ、スリムクラブ、2700などテレビで顔を知られている芸人たちも会見に参加したいとの意見がありましたが、まずは最年長者でかつ一番多くの報酬をもらった自分が、責任を感じてと言うわけではありませんが、私が年齢相応な一般社会常識を持ってこういう仕事は正規の仕事ではないからダメなんだと正していれば、入江が会社を去る事や若手が仕事の無い状況に追い込まれることも、もしかしたらなかったのかも知れないとの思いがあり、今日のところは私一人で臨ませてもらいました。」

記者「相方の蛍原さんとはお話しされましたか?」

宮迫「はい、何回か電話で話しました。私が言うのもなんですが、蛍原さんは実に大きくて芯の強い人です。迷惑かけると言った時に、『俺はどうでもいい。被害者の人や世間の人にしっかり謝って反省して出直そう。戻ってくるまで、俺が出来ることは少ないけど必死に仕事頑張るから。』と言ってくれました。(ちょっと涙ぐむ)今回の事で、直営業の在り方や、詐欺被害を未然に防ぐことに役立てればと思っています。

本日はありがとうございました。」(深く長い一礼)

 

 たられば話でしたが、こんな会見を早急にしていれば違った結果だったかも知れません。今回の事で、やはり正直に真っ当に生きるのが一番であり、何かに巻き込まれた時も正直に話すことが一番であると改めて気付かされました。