カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

大人になり子供を持って、出来る事は・・・ ただただ愛情を注ぐ。

 子育ての悩みは尽きない。こんな私に一筋の光が見えた。今Dlifeで放送しているアメリカドラマの『グッドドクター』の第一話の再放送を先日見た事による。このドラマは春にも放送していて、その時は第六話位から見たので、その前のお話はDVDをレンタルして見たが今回第一話の中で心を鷲掴みにされるセリフがあった。

 元は韓国ドラマが始まりで、日本でも山崎健斗でリメイクされている。自閉症サヴァン症候群の医師の話だが、春にDVDで第一話を見た時は高圧的な指導医に対して主人公のショーン・マーフィーは

「あなたはとても傲慢だ。その方が良い医者になれますか?人としては損ですか?価値のある事ですか?」のセリフに驚いた。まあ、初対面の指導医に対してそんな率直な物言いが出来るのは、彼が自閉症だからだが人間の本質を突くような発言だと思った。しかし今回の再放送で、彼がなぜ外科医になりたいのか病院の理事たちに話したセリフが心に沁みた。

 子供の頃ショーンは飼っていたウサギと常に寄り添って味方になってくれていた弟を目の前で亡くすという経験をしている。彼は好奇の目で見る理事たちの前でゆっくり口を開いた。

「(弟もウサギも自分は)救えなかった。悲しいです。弟もウサギも大人に成れなかった。チャンスを与えられるべきだったと思います。弟もウサギも自分の子供を持って愛情を注げればよかったのに・・・。だから他の人にその機会を与えたい」

 衝撃だった。自分が子供の時十分な愛情を注がれていない思いが今の私の子育ての苦悩の要因だと思い、一人悩む事が多々あった。自分が確固たる愛されている子供である自信がなかったから今自分の子供を上手く育てられないのではと思っていた。がショーンの言葉はもっとシンプルで的確だった。そう、ただただ子供に愛情を注げばいいだけなのだと。何も考える事無く降り注ぐ太陽の光のごとく一身に愛情を注げばいいだけの事なのだと。

 自分の子供にただただ愛情を注いで下さい。