カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

ザ・ノンフィクションとサンサーラ

 アメトーーク!でザ・ノンフィクション芸人をやった。私もたまにザ・ノンフィクションを見る。以前は好きな番組だったが、最近は何とも言えない。サンサーラは苦手な曲だ。この番組と曲の見事なマッチングに驚く。

 

 ザ・ノンフィクション。本当にこんな人がいるのだろうか?と疑う人も多い。恐ろしいくらいの貧困や夢破れた人々。まさしく地下アイドルのように、地下に潜った人の生き方だ。非難している訳ではない。その恥部をさらけ出せる凄さにある意味衝撃を覚える。

 綺麗事で生きてはいけない。辛く惨めな事もある。それでも生きている。生きる意味なんて無い。生きる事がサンサーラなのだから。

 サンサーラとは、輪廻転生の思想の事だ。この現世を生きたら、再び生まれ変わる。今度はきっと違う人生をと願う。自分の魂を高めるために人は生まれ変わり、何度も繰り返す。

 

 サンサーラがなぜ苦手か?自分でもよく分からないが、あの曲調が心のもの悲しさを掻き立てる。呼び起させられる様な不思議な感覚。暗いわけでも明るいわけでもない、あの曲調。ただ今回改めて歌詞を確認して聞いてみた。人は、生きる生き抜くために生まれたのだと、最も簡単な理由にたどり着く。悩んで苦しんで、それでも今を生きる。今は今でしかない。次にはまた違う人生を生きるのだから。

 番組が曲に命を吹き込んだのか、曲が番組に命を吹き込んだのか?どちらでもなくどちらも正解なのだろうが、人の人生の数奇さを見ながら、自己の人生の切なさを垣間見る。そして、今日を生きる事を止めずに明日へ繋ごうと思う。

 何度もサンサーラを聞いた。個人的には宮田悟志さんのサンサーラが好きだ。自分の人生も決して立派なものでは無い。でも今ならサンサーラを心を乗せて歌えるような気がする。そして、我が子にただただ愛情を注ぎこもうと思った。今世が終われば来世がある。今世、自分が奇跡的に母親の役目を仰せつかった。なら、ひたすら愛情を注げばいいと思った。