カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

センザンコウとコロナウイルス

 新型コロナウイルスの原因として、センザンコウが注目されている。センザンコウ、アルマジロに似ているがちょっと違う。鱗を持つ唯一の哺乳類で、絶滅危惧種。その鱗が滋養強壮に良いとされ、取引されている。

 私がセンザンコウを知ったのは、6年ほど前か、クレヨンしんちゃんの映画で、みんな動物の姿になった中、ぼうちゃんの姿を見て他の子が「ぼうちゃん、アルマジロ」と言うと、ぼうちゃんが「違う、センザンコウ。絶滅危惧種」と答えるシーンを見た事だった。そのセンザンコウが、今回のこのコロナウイルスの原因として、名が挙がっている事に驚いた。あの鱗を食するなんて考えた事も無かった。トラなどの大型肉食動物も歯が立たないセンザンコウの鱗。その強靭さに人は、滋養強壮に効果があると勝手に思ったのだろうか。

 滋養強壮に効果があるとして、野生の動物を食べる。その貴重さを狙ってお金儲けに乱獲する。数が減って絶滅危惧種となる。象牙目的の乱獲と同じで、人間の身勝手さに飽きれる。だとしたら、この新型コロナウイルスは、因果応報で、自分たちが招いた事と言える。日本人はセンザンコウを食べないじゃないか?と言うが、それを食べる中国人を相手にお金を稼ぐ。安い労働賃金目当てに、中国に生産工場を作ったり、中国が裕福になれば、インバウンドを目当てにしたり。みんな旨味を味わっている。

 野生動物の未知なる効果を期待して食するのに、結局こうなると、人類の知恵である検査やワクチン、治療薬を望む。なんとも皮肉だ。

 夫の父親は透析患者だ。私が夫の姉に「透析だと大変だよね。コロナになったら、いつもの透析の病院に行けなくなるし」と言うと姉は「じいいちゃん、死ぬね」と言った。実の娘だから口に出来るが、多分そう言う事だ。昨日、地元の総合病院へ書類を取りに行った。面会制限と緊急性の無い受診の制限をしているため、午前中にも関わらず、気持ち悪いくらい空いていた。

 

 今、私たちに出来る事。中止になったイベントのチケット払い戻しを請求しない。みんなで痛みを分けると言う事だ。我が家も増税前に通学定期券を6カ月で買った。結局今週からJRの混雑を避けるため、私が車で送り迎えをしていたが、学校が休みになったので、3月分はまるまる使わない、無駄となった。しかし、もうこれは仕方がない。そして何より、感染者を責めない。科学的知見で感染経路を探るのには意味があるが、犯人捜しのように感染者を割り出して、やり玉に挙げるのは、自分の人生に満足できない人の代償的行為だ。

 収束を願うには、人が人としての良識ある行動にあるのかも知れない。

 

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