カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

子どもが不登校になったら、その時親は。

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 私はメンタル心理カウンセラーだ。我が子の悩みを少しでもくみ取れたら、との思いから資格を取った。残念ながら効果はない、に等しい。カウンセラーである前に、母親である部分が感情的にさせるし、互いにぶつかってしまう。

 

 我が子は不登校ではないが、周囲に不登校の子は4名いる。時々LINEで連絡を取っているようだ。そのうちの一人のお母さんが、

『学校行って、部活やって、他に何ある?』と言ったことがあった。不登校の子どもを持つ親にすれば、他の子たちと同じように学校に行ったり、友だちと遊びに行ったり、部活に明け暮れたり、そんなことがうらやましい。勉強なんか出来なくても、進学校に行かなくてもいい。

 

 不登校から引きこもりへ。そんな不安が不登校の子どもを持つ親にはあるようだ。なので、たとえ正規雇用じゃなくても、バイトでもいい、外に出て社会と接して、幾らかでもお金を稼いでくれれば、と考える。

 逆に、壮絶ないじめで不登校になった場合、学校に行かなければいじめにも遭わない。なので行かなくてもいいと考える親もいる。

 何が正解とは言えない。それぞれ状況やそこに至る過程が違うからだ。ただ、いじめを苦に自殺されるくらいなら、生きていてくれればいいと極論思うようだ。

 悩みも、欲望も同じで、上を見ればきりがないと言うことだ。下を見て生活。悩みも、もっと大変な人がいると思って、自分を慰める。

 

 私のカウンセラーの浅い経験値から、相談事、例えば

『家が余り裕福ではないが、大学に行きたい。どうすればいいか?』とか

『子どもがお友達のおもちゃを壊してしまった。どう対処すればいいか?』などには、明確なアドバイスが出来るが、悩みには回答がないと言える。

 カウンセラーとして出来ることは、ただ話を聞くことだ。話を聞くだけでも幾らかは心が軽くなる。問題は、解決策の無い悩みだ。正直、不登校にも明確なアドバイスはない。まあ一般的には、不登校の原因としていじめがあるのか?あったらその内容を確認したり、教師がいじめた側に謝罪させたり。このいじめた側の謝罪だが、ほぼ意味がない。本当に悪いと思って謝罪する子はほとんどいないと言っていい。喧嘩ならいい。喧嘩なら、50:50だからだ。でもいじめは初めから一方的な行為だからだ。

 不登校になる子どもは、人との接し方で失敗した経験が負担や恐怖と感じ、人前に出たがらない場合もある。また、HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)と言われる、感覚や人の気持ちに敏感であるために、疲れやすく傷つきやすい性質を持つ子どもも不登校になり易い。

 

 子どもは子どもで悩んでいるが、親も同じように苦しい思いをする。

 子どもが不登校になったら、その時親は?

 出来ることは、子どもを注意深く観察して、何でもいいから話を聞いてあげる。とにかく自殺だけは気を付ける。それ以外は何でも良しとする。とりあえずは。そして親は親で、誰かに自分の苦しい胸の内を聞いてもらう。カウンセラーを利用しても良い。そして、出来ることは、無い。あるのは、自分の考え方を変えること。

 

 まず、学校へ行くことだけが正しいとは限らない。通信制でも高校卒業資格は取れる。

 友だちはいっぱいいるのが良いと、勝手に刷り込まれてるだけだと気付く。今の時代、人付き合いは面倒なだけで気を遣うのが嫌なら、付き合わなくてもいい。ネット内でも友だちは作れる。

 将来心配?そんな将来を考える必要はなく、今日と明日の過ごし方を考える。楽しい場所に行こうとか、動物園でずっと動物を観察しようとか。

 仕事は、家で出来ることもあります。しっかり調べて、トライ出来るように準備するのもいい。どんな形でも働いて納税すれば、十分だ。

 子どもが欲しくても恵まれない夫婦もいる。自分は神からギフトを貰った。そのギフトが家がいいと言って、我が家にいるのだ。こんな嬉しいことは無い。

 学校も嫌、家も嫌になったら、子どもはガス抜きできる場所がなくなり、爆発する。家出するならいいのだが、無関係な人を傷つけたら、大惨事になる。家庭内で充分な愛情を注がれ、折れた翼が癒えたら、また飛び立つ日が必ず来ます。

 

 状況が変わらないなら、自分の考え方を変える。人生一度切り。悩む前に楽しめることをしよう。ほら、子どもに笑顔が見えるかも。