カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

リーバイス501

 夫はリーバイスの501を大事に待っている。私はさほどジーパンにこだわりが無い。無くなったが正解だが、今は脚が浮腫んでいるので、はき心地が楽なのが一番だ。

 

 半年ほど前、マックハウスで夫がジーパンを買った。エドウィンの7000円位の物だが、夫が店員さんに

「リーバイスの501ってもう無いんですか?」と聞くと店員さんは、

「ありますよ。でも、うちのお客さんは買わないので置いてないです。」との返答だった。

 

 昨日夫の靴を半額セールで買った。スニーカーはアディダスのスーパースターが好きだが、安くならないので通常のアディダスの物を買った。そして、ジーンズのショップに入り、そこでリーバイス501を見た夫が愕然としていた。1本2万円だったからだ。

 

「俺はもうマックハウスでしか服を買えないんだと思って・・・」と言う夫。思わず私も

「でしょ?もう、マックハウスやGUでしか服を買えないレベルなんだよ。しかも今の人たちって全然気にしないでユニクロでジーパン買うじゃん。もうそんな時代なんだって!」

 

 そう、20年くらい前は、ユニクロはお安い服のイメージだったが、今はGUやしまむらなどがあるので、ユニクロは少しお高いイメージになって来た。

 私が若い頃はDCブランド真っ盛りで、アトリエサブやアンドレルチアーノ、EMIKOがお気に入りだった。シャツ1枚1万円以上したがそれが当たり前だったが、今は1万円だとセットアップに靴まで買う時代になった。

 子どももファッションに興味が無い。何を着ててもそれなりの時代だ。

 

 夫にとっては、リーバイス501は絶対はきたいジーパンだったのだろう。憧れのジーパンだ。ところが今の若い人は、もっと現実的だし倹約家だ。スマホと軽自動車があれば満足だ。

 

 いつかはクラウン。そんなのはもうオジサンのたわごとなのかも知れない。