カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

恋愛における嫌われる利点

 若い頃は恋愛一択だった。同世代の男子は挨拶代わりの様に、

「あ~、女いない」と言っていた。集まれば彼女が欲しいの話。土曜日は出会いを求めてナンパ。

 女子も同じだ。土曜日の夜飲みに繰り出すのは、出会いを求めての事。

「いい男いない?」が第一声。男子の前じゃみんなぶりっ子してた。恋愛至上主義の若かりし頃。

 1.異性の話

 2.男子 車  女子 ファッションの話

 3.お金儲けの話

 この3つしか話題はなかった気がする。それが今では、誰ともデートした事ない20代男性が4割いると言う。時代も大きく変わった。

 スマホやインターネットの普及で娯楽も多様化し、個人主義になった事もあるが、金銭的な背景もあり昔ほど恋愛に消極的だ。そして、今の若者は嫌われる事を極端に嫌い、フラットな友人関係でいる事を選ぶ傾向があるそうだ。確かに好きな相手に嫌われるのは辛いし、振られるのは嫌だ。だが、実は振られたり嫌われたりする方が、実はとっても楽だったりする。

 なぜか?と言うと、恋愛関係から波及した事件で、相手を嫌いになったから殺した。と言う事件は聞いた事がない。そう、嫌いになったら別れて終わりだ。恋愛関係のもつれでの事件は、好きすぎて相手への執着と依存が事件を引き起こす。一方が別れたいと思っても相手側が納得せず、可愛さ余って憎さ百倍になった時最悪な場合は事件となってしまう。ストーカーがその最たるものだが、じゃあストーカーをされている側が、そのストーカーを嫌いだから殺す事はない。やはり異常なほど好きになった方がストーカーとなり事件を起こす。女性の場合だったら、相手の気持ちを引き留めるため自殺未遂を起こしたりもする。好かれる事はリスクがあるのだ。

 嫌われた場合、相手はもう自分に執着しない。安心だ。

 

 スターシードからの提案です。地球の若者の皆さん。何も恐れず、嫌われても振られても良いじゃない!恋をしよう!だめなら次に行けばいい。ソウルメイトは別の所に居るから。