今の世界は冷めたピザの様にまずい

今週のお題「ピザ」

　ピッザ。小さいツが入るのが正しい？のか。でも母音の強い日本語なら、はっきりピザと言いたい。

　子どもの頃よく食べたのは、雪印の冷凍ピザだった。今はメーカーがアクリに変わっているかも知れない。明治ではなく雪印のこの冷凍ピザが大好きだった。

　地域柄、ピザーラやドミノピザが無い。ピザハットかピザ104が主だ。なら、ピザ104の方が好みだ。セブンイレブンの本格的な金のピザより、日本ハムのチルドピザにチーズを加えた方が好みだ。

　要するに、好きなのは本場の味ではなく、日本で発展した日本人が好む味に変換されてあるピザが好きなのだと思う。

　余談だが、日本生まれのモスバーガーの方が圧倒的にマックより好きだ。

　普通のミックスピザが一番おいしいと思うし、薄めの生地の方が好みだが、クラッカーの様にクリスピーすぎるのはちょっと油っぽくってあまり好きではない。厚めのパン生地っぽい物もあるが、なら初めからピザトーストの方が好きだ。

　オリーブオイルやバジルが効いているピザより、玉ねぎとピーマン、サラミにチーズのピザが一番おいしいと思う。

　つまり、子どもの頃に口にした雪印の冷凍ピザが刷り込まれているのだと思う。あの味がピザだと！

　私が子どもの頃、外人に憧れた。この外人とは白人の欧米人だ。アメリカ人が常に正しくかっこいいと思っていた。民主主義の小学生だった日本は、その後経済大国になり、アジアのトップに立った。民主主義の先生だと思っていたアメリカの今は？

　おしゃれで豊かだと思っていたヨーロッパも、今はどこも火の車だ。メイドインチャイナを馬鹿にしていたが、今はその中国に世界が征服されそうになっている。

　香港・台湾心配です。

　あんなに美味しいピザも、冷めたピザほどまずい物は無いと思う。

　民主主義が地に落ちたら、世界はどうなってしまうのか？