カウンセリングのビタミンC

生きると言う格闘技に一休みを。

エゾリスちゃん。

 北海道には、エゾリスと言うリスがいる。一般的なシマリスより大きく、色はグレーとこげ茶の中間のような色だ。

 実は子どもの頃、一度もエゾリスを見た事なかったが、ここ数年はちょっとした木のある場所、例えば公園や学校、神社などの近くの道路を横切るのを、かなりの頻度で見るようになった。

 

 我が家のハムスターは好き嫌いが強く、ひまわりやカボチャの種は大好きだが、生野菜はほとんど食べない。乾燥コーンも結構残す。最も嫌いなのは、燕麦だ。燕麦、オートミールの材料だが、ハムスターやリス、ウサギのエサとしては定番だ。その燕麦は一切手を?口を付けず、エサ箱に残されている。

 

 冬が近づく中、冬眠しないエゾリスはエサ集めに必死ではないかと思うと、何とかしてあげたいと思った。そうだホドちゃんの食べない燕麦をあげてはどうだろうか?

 

 ちょっと大きめの公園に行き、この木が良いかな~と思って見ていると、その木になんとエゾリスちゃんがいるではないか!そっと木の根元に燕麦をまくと、エゾリスちゃんを見失ってしまった。残念に思っているとひょっこりエゾリスちゃんが木の根元を歩いて、私がまいた燕麦の近くにやって来た。そっと見ていると、なんと木からもう1匹エゾリスちゃんが。なんと野生のエゾリスを2匹見る事が出来た。

 うちのハムスターのホドちゃんも可愛いけど、エゾリスちゃんも最高に可愛い。

 少し離れて2匹の様子を見て帰った。数日後あの木のある公園へ行って見ると、見事に燕麦は手つかずでそのままになっていた。

 

 燕麦、なぜ人気無い?

 

 エゾリスも寿命はハムスターと同じ2年半位らしい。2回冬を越せば死を迎える。そう考えると人間は長く生きている。

 必死に生きている動物たちに、私たち人間は環境破壊以外に何かしてあげているだろうか?